2016年9月13日火曜日

男子 100m T44 パラリンピックスプリンターのLiam Malone

リオ2016パラリンピックの男子 100m T44で銀メダルを獲得したニュージーランドのLiam Malone!

Emotional para-sprinter Liam Malone pays tribute to mum after snatching Paralympic silver (Stuff.co.nz)(英語記事)

競技を始めたのは、たった3年前だとか。
それまで、自分が足が速いのかどうかも、全然知らなかったとか。

2013年に、テレビのインタビューで、パラリンピック出場の夢を語って、その後、一般の人たちからの寄付を募って、NZ$20,000ほどを集め、ブレード(競技用義足)を買ったのだとか。


銀メダルを取得した日は、偶然にも、ニュージーランド時間では4年前にガンで亡くなられたお母さんの誕生日だったそうで、特に感情的になってしまったとか。当然ですよね。
競技を始めた頃は、お母さんの死を乗り越える為に、必死だったそうで、競技を投げ出すことがなかったのは、お母さんのお蔭かもと。

Liamは、両足にfibular hemimelia(腓骨半肢症?)を持って生まれて、わずか18か月の時に、両足を切断したそうです。


選手村では、部屋が結構煩いバス通りの近くで、眠るのにも苦戦。時差ボケもなかなか取れなかったとか。なので、コンディション的には、あまり良くなかったものの、予選では、 パラリンピック記録の速さで駆け抜けて、本人もびっくり。
ウォームアップをした時にも、あまり調子は良くなかったけれど、その後、6年間もガンと闘う為に化学療法に耐え、その間も、Liamの世話をしてくれたお母さんのことを思い出して、気持ちを奮い立てたとか。やっぱり、お母さんの力が効いたのかも。


表彰台で、手でSの形を作ったのは、高校時代に過ごしたニュージーランドのネルソンにあるStokeという町の頭文字。
親友たちは、わざわざネルソンからリオまで応援に来てくれていたそうです。
そんな親友たちや地元の友達に、メッセージを贈ってたんですね。

最初、4位くらいかなぁと思っていたそうで、スクリーンの下で叫び続ける親友たちを見て、銀メダルを獲得したことに気づいたとか。喜びも倍増だったでしょうね。
その後、お母さんのこと、親友たちのこと、ニュージーランドで競技を開始した時からずっと支援をしてくれた人たちのこと、過去三年間、ずっと耐えてきた厳しい練習のこととかが、頭の中に浮かんで来たそうです。

この後、200m、そして400mにも参加予定だとか。
頑張って欲しいですね。

そして、2010年の東京も。
いや、もちろん、日本の陸上選手の皆さんにも頑張ってもらいたいですが。

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